「しつけ」のつもりが逆効果!? 親が子どもに絶対言ってはいけないセリフ3つ
子どものしつけ。親としては、“子どものため”とか“正しいしつけ”と思ってやっているでしょうが、意外なセリフが“良くないしつけ”になっていることもあるようです。
そこで今回は、アジア圏のパパとママのためのライフスタイルマガジン『the asian parent』の記事を参考に、“子どものしつけで言ってはいけないセリフ3つ”を紹介します。
■1:“勝手にしなさい”
子どももある程度大きくなると、言うことを聞かなくなり、だんだんと口答えするようになってきます。そして、子どもも必死に自分の言い分を主張してきます。
親としては、子どもと議論するのは、結構めんどくさいですよね。彼らの主張に付き合っていられない、なんてこともあります。
そんな時、“もういい、勝手にしなさい”なんて言っていませんか? これが、意外にも、良くない方法だというのです。
というのも、子どもはそう言われると“やっぱり自分の主張が正しいから、親が諦めたのだ”と思ってしまうのです!
あまりにも“勝手にしなさい”を多く言い過ぎると、ますます子どもは勘違いするとのこと。めんどくさいけれど、子どもが納得するまで話をしないとダメなようです。
■2:“これあげるから言うこと聞きなさい”
うるさい子どもに、つい“静かにしてたら飴あげるから”とか、“おやつ食べていいいからあっちで遊んでなさい”とか。多くの親が心当たりがあるセリフではないでしょうか。
でもこれでは、いつのまにかご褒美を当てにするようになり、“おやつくれるなら、静かにするから”なんてことを言い出しかねません。
良い行いをしたときには、褒めてあげてください。子どもにとって、親に褒められるのは何よりも嬉しいことなのです。
■3:“ママはいいの”
子どもに何か約束を守るように言った時に、はたして親はその約束を守っているでしょうか?
“服を脱ぎっぱなしにしない”とか、“食べながら歩かない”など、つい大人でもやってしまうことがあるのではないでしょうか?
それを指摘されて、つい“ママはいいから”、なんて言ってしまっていませんか? こういったことも、子どもに悪い影響を与えます。“約束は守らなくてもいい”とか、“親の言うことを守らなくても、たいしたことではない”などと思うようになってしまうのです。
子どもにルールを守るように言ったのなら、同じように親も守らなければなりません。
以上、“子どものしつけで言ってはいけないセリフ3つ”でしたが、いかがだったでしょうか。ついつい言ってしまっている、なんてこともありますよね。
しつけをしているつもりでも、逆効果になってしまっているかもしれません。これらのセリフだけは、グッと我慢。言わないようにしましょう。